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相性期限の期限切れの目安

相性診断してもらったラケットだけど
選んだもらった時はいい感じだったけど
最近はボールがばらつくことが多く、ストレスが・・・とのお声をお聞きします。
 
相性が良かったラケットでも、練習量の増加や減少・プレースタイルの変更・筋力の低下や増加・練習環境(コートや地域)・練習や試合相手のレベルの変化などにより、身体の動きは変化します。
 
この変化によって、相性の良かったラケットも合わなくなります。
こんな症状が出てきたら、相性期限が切れている事が多いようです。

高さの乱れとリンクして、深さの乱れが目立つ

高さの乱れ、深さの乱れは、出力運動増減と伝達率に関係

 
・出力運動(パワーを出す)の質があがったため
・練習不足や筋力の低下でパワーを出す運動が不足した
といったことが考えられます。
ベースライン付近のエリアにボールを飛ばす場合
・パワーがあると弾道は低くなる
・パワーが少ないと弾道は高くなる
再現性があり安定してボールを打つためには、リズム良く打つことが必要になリます。
 
パワー増大や減少はリズムに影響を与えます。リズムが狂えば弾道が変わり、弾道が変われば深さが変わるということになり、ボールのバラつきが目立つことになるのです。
 
また、ラケット破損耐久性ということでは、何も問題はないのですが反発感などの性能維持という意味では、性能低下は起こります。
 
その為、打球感は変化し、その変化に対して運動の変化が起きるので、ボールにバラつきが生まれるという事になるためです。

 

回転量が減った、回転がかからなくなった

回転量の増減は出力運動の減少とラケットの反発力や伝達力に関係

 
回転(トップスピン)は推進力を回転に変化させボールの飛距離を抑える要素です。
ある一定以上の回転と威力を持ったスピンを打つためにの第一条件は、十分な推進力のエネルギーがなければならないということです。
・パワーを出す運動の減少
・筋力の低下
・ラケットの反発力や伝達力の低下
によって推進力が減少すれば、回転がかかってはいるが威力のない回転がかかっているだけのボールのなります。
そうなるとプレーヤーの本能的に、飛ばすという事を無意識に優先するために、飛ばすために無自覚的に飛ばす運動に運動変化が起きるため、回転量の減少や回転が掛からなくなるという状態になります。

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